沖縄のアメリカ軍基地周辺の水から、人体への有害性が指摘される有機フッ素化合物PFASが、高い濃度で相次いで検出されている問題で、市民グループが住民380人余りを対象に、血液に含まれるPFASの調査を行いました。その結果、基地周辺の自治体では、国が去年、全国で行った調査の2倍から4倍近い濃度が検出されたということです。 調査は、沖縄のアメリカ軍基地周辺の河川や湧き水などで、人体への有害性が指摘される有機フッ素化合物・PFASが高い濃度で相次いで検出されていることを受けて、市民グループが京都大学の協力を得て行い、6つの市町村の387人の血液を調べました。 結果が15日公表され、基地周辺の自治体では、国が去年、関東や中国・四国地方などで行った調査の平均値の2倍から4倍近い血中濃度が検出されたということです。 このうちキャンプハンセンがある金武町では3.8倍、嘉手納基地などがある北谷町では3.7倍
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