イラン首都テヘラン市内に掲揚された同国旗(2023年1月7日撮影、資料写真)。(c)ATTA KENARE / AFP 【1月19日 AFP】イランの司法当局者は18日、妻(17)の頭部を切断して公衆の面前にさらしたとして、夫に対して禁錮8年2月が言い渡されたと発表した。 モナ・ハイダリさんは昨年2月、フゼスタン(Khuzestan)州の州都アフワズ(Ahvaz)で殺害された。その後、夫が笑顔を見せながら切断した頭部を路上で手に持っている動画が出回り、悲しみとともに非難の声が上がった。 遺族は、シャリア(イスラム法)に基づくキサース(同害報復刑)ではなく、寛大な処置を求めていた。 イランのメディアによると、ハイダリさんは12歳で結婚し、3歳の息子がいた。 事件を受け、人権擁護団体などは家庭内暴力から女性を守るための法改正や、現在13歳と規定されている女性の結婚最低年齢の引き上げを求めていた
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