去年9月、台風15号の暴風によって千葉県市原市のゴルフ練習場の鉄柱が倒壊し、周辺の住宅などに被害が出た問題で、練習場側と住民との間の補償交渉が27日、大部分でまとまったことがわかりました。補償にはゴルフ練習場の跡地の一部を売却して得た資金が充てられる見通しです。 この問題は、去年9月、台風15号の暴風によって市原市のゴルフ練習場の金属製の鉄柱13本が倒れて、周辺の住宅21棟が損壊するなど大きな被害が出たものです。 鉄柱の倒壊後、ゴルフ練習場側と被害を受けた住民は弁護士の仲裁のもとで補償交渉を続けてきましたが、27日、住宅や車の被害を受けた大部分の住民との間で交渉がまとまり、和解に至ったことが関係者への取材でわかりました。 補償額については明らかになっていませんが、被害の程度に応じて支払われる見通しです。 また、ゴルフ練習場側によりますと、補償には練習場の跡地の一部を売却して得た資金が充てら