日本学術会議の総会が16日、都内で開かれ、3年ごとに選考している次の会員候補105人を承認しました。3年前、当時の菅総理大臣が任命しなかった会員候補6人は含まれておらず、会議は6人の任命などを引き続き求める方針です。 日本学術会議は3年ごとに会員210人の半数の選考を行っていて、16日、東京 港区にある学術会議の講堂で総会を開き、ことし9月末に任期が終わる会員に代わる、次の会員候補105人の名簿を承認しました。 承認した名簿は今後、政府に提出、推薦され、総理大臣が任命したあと氏名や肩書などが公開される予定です。 学術会議をめぐっては3年前、前回の会員選考の際に会議が推薦した会員候補6人を当時の菅総理大臣が任命しませんでしたが、関係者によりますと、この6人は今回の名簿に含まれていないということです。 学術会議が6人を新たに推薦すると、任命に関する手続きは終了したという政府の立場を認めることに
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