イギリスのロンドンでは、人種差別への抗議デモの際、チャーチル元首相の銅像が「人種差別主義者」と落書きされたことから、今週末のデモを前に、元首相の銅像を保護する措置がとられました。 イギリスでは、チャーチル元首相は、第2次世界大戦でイギリスを勝利に導いた偉大な政治家として、尊敬を集める一方、人種差別的な考えの持ち主だったとする見方もあります。 ロンドンでは今週末にも再びデモが予定されていることから、これを前に市当局は12日、元首相の銅像を板で覆って保護する措置をとったことを明らかにしました。 ジョンソン首相は、「国家的な英雄の銅像が暴力的な抗議の危険にさらされているのは間違っているし、恥ずべきことだ」と述べ、一部の過激な行動を強く批判しました。 イギリスでは今月7日、南西部ブリストルで人種差別への抗議デモが行われた際、奴隷貿易で富を築いた商人の銅像が引き倒され、川に投げ込まれるなど、奴隷貿易
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