南関東防衛局の職員が、裁判の手続きの内容を無断で録音していた問題を受け、防衛省が調査したところ、ほかにも3人の職員が別の裁判で無断録音を行っていたことが分かりました。防衛省は今後、関係者を処分するとしています。 ことし10月、在日アメリカ軍横須賀基地での労災をめぐる裁判で、国の指定代理人を務める南関東防衛局の職員が、横浜地方裁判所横須賀支部で行われた「弁論準備」と呼ばれる非公開の手続きで、ICレコーダーを使って禁じられている録音を行っていたことが分かっています。 防衛省は23日に調査結果を公表し、この職員が去年7月からことし9月にかけて、ほかにも4つの民事訴訟で、合わせて20回、無断で録音を行っていたことを明らかにしました。 職員は調査に対し、「禁止行為と認識していたが、正確な記録を作成するために録音した。裁判を有利に進める意図はなかった」と話しているということです。 また、防衛省が国の指
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