東京大学で進められている次の総長の選考について、複数の教授が連名で、「経過の詳細が公表されておらず透明性や公平性に疑義がある」として、質問状を出していたことがわかりました。 東京大学では現在の五神真総長が来年3月末で任期満了となるのを前に、ことし4月から次の総長の選考が進められています。 この選考過程を巡り6人の教授が選考会議の議長あてに、質問状を出していたことがわかりました。 質問状ではことし4月の内規の改正で、それまで「5人程度」だった最終的な候補者の人数が「3人以上5人以内」と変更され、今回3人となったのは多様性を欠いており選択肢が狭められていると指摘しているほか、3人の候補者の氏名を学内にしか公表していないことなどについて、「透明性や公平性に疑義がある」として、説明を求めています。 前回6年前の総長選考では、最終的な候補者5人が決定した段階で氏名と詳しい経歴がホームページで外部にも
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