昨シーズン、大雪のため北陸地方などで大規模な車の立往生が相次いだことを受け、国土交通省中部地方整備局などは大雪の際に高速道路などを「できるだけ止めない」方針から「人命を最優先に躊躇なく通行止めを実施する」方針に転換することを決めました。 去年12月からことし1月にかけての大雪で北陸地方や新潟県の高速道路や国道などでは、大規模な車の立往生が相次ぎました。これを受けて、中部地方整備局やNEXCO中日本、中部運輸局、それに名古屋地方気象台は大雪の際の道路の交通確保に関する対策の新たな方針をまとめました。 それによりますと、これまでは大雪の際でも高速道路や国道などを「できるだけ止めない」方針でしたが、今後は「人命を最優先に車の立往生などが予想される時には、躊躇なく通行止めを実施する」方針に転換するとしています。 大雪が予想される3日前から不要不急の外出の自粛を呼びかけ、前日には、予想される通行止め