奈良県桜井市の大神神社で神前に薬を供えて無病息災を願う伝統行事「鎮花祭」が行われ、関係者が新型コロナの終息などを祈りました。 「鎮花祭」は、飛鳥時代から続くとされる伝統行事で、春の花が散るころに病気が花びらに乗って広がると考えられていたことから、毎年、この時期に行われています。 18日は新型コロナの影響で出席者を例年よりも大幅に減らし、近畿圏内の製薬会社や医療関係者などおよそ70人が参列しました。 神前には、全国の製薬会社から寄せられたおよそ100種類、2800点ほどの医薬品が奉納され、神職がせき止めの効果があるとされる薬草などを供えました。 そして、鈴を持った4人のみこが神楽を奉納したあと、参列者が玉串をささげ、無病息災と新型コロナウイルスの終息を願いました。 奈良県橿原市から来た60代の男性は「コロナが早く収まってほしいという思いを込めて祈りました。早く元の生活に戻ってほしいです」と話
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