日本映画製作者連盟(映連)は1月31日、都内で「2023年 新年記者発表」を行い、松竹、東宝、東映、KADOKAWAの各社長が報告を行った。KADOKAWAの夏野剛社長は、「東京 2020 オリンピック・パラリンピック」をめぐる汚職事件で、角川歴彦前会長が逮捕・起訴されたことを謝罪し、あらためて映画事業への注力を語った。 夏野氏は、業界や関係者、ユーザーらに向け「大変申し訳ございませんでした」と頭を下げた。その上で、アニメを含む映画・映像事業について「仕分け」を明言。「私自身、映画、実写、アニメは今、未曾有のチャンスを迎えていると思っている」としながら、完成済の未公開作品などについて「公開する、公開しないものの判断をしている最中」と説明した。 仕分けの基準は「世の中にきちんと受け入れられるもの」。Snow Man・目黒蓮主演の『わたしの幸せな結婚』の公開が3月17日に控え、そのほか今年は実