ウィキペディアの『日本の教育』ページの教育方法という項にはこのような記述がある。 “日本の教育では、しつけを含め、幼少期は自由奔放に育て、年齢が上昇すると規律を教え込む傾向があり、この傾向は欧米とは反対であると言われている。その反面、日本の教育は画一的で、児童・生徒を個人としてよりも集団として扱う傾向が強く、また子どもの批判的思考力を養成する機能が弱いと批判されることがあるが、それに対する反論もある。” 確かに日本の現在の教育では批判的思考力を育てるのは難しいのかもしれない。国立教育政策研究所 教育政策・評価研究部長の小松郁夫先生はベネッセのインタビュー[ これからの教育改革のあり方について ]で、このように語っている。 “日本を含めた先進諸国が直面しているのは「問題があることは間違いないが何が問題なのか特定できない」といった事態でしょう。そこで必要なのは問題を問題として浮かび上がらせる能