フジテレビ・ノイタミナ枠で放送がスタートした『四畳半神話大系』。バラ色のキャンパスライフを思い描く主人公「私」と、悪友・小津、孤高の乙女・明石さん、謎の人物・樋口師匠など、個性豊かなキャラクターとのやりとりをコミカルに描いているこの作品。原作者は『太陽の塔』や『夜は短し歩けよ乙女』などの作品で知られる森見登美彦氏。アニメの脚本を手がけるのは、京都を拠点に活動する劇団「ヨーロッパ企画」の主宰・上田誠氏。今回は、京都という街で才能を発揮した二人の奇才に、『四畳半神話大系』という作品と「京都」について語っていただきました。 ■一話目を読んだときに、戦慄を覚えた **――『四畳半神話大系』が生まれたきっかけは何だったんですか? 森 『太陽の塔』を出した後、太田出版の編集者さんに「ウチで『太陽の塔』みたいなくされ大学生が出てくる作品を書いて欲しい」と言われたのが、『四畳半神話大系』(以下『四畳半』)
![祝アニメ化!森見登美彦×上田誠が語る『四畳半神話大系』と京都【前編】 - はてなニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2730c6a3feb46a4b3480ab46792c8fe61ef733b2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fh%2Fhatenanews%2F20171220%2F20171220150222.jpg)