長繊維のフィラメント糸とウーリー糸そして、インターレース加工について 合成繊維の主な使用が衣料用繊維であるナイロン糸やポリエステル糸の長繊維には、フィラメント糸とウーリー糸があります。 短繊維の糸の場合は、梳毛をして引き揃えて、紡績をしてスパン糸(spun yarn)となります。 フィラメント糸(filament yarn)とは? フィラメント糸とは、天然繊維の絹(silk:シルク)のように連続した長さを持つ糸のことで、長繊維糸と呼びます。 ナイロンやポリエステル等の合成繊維のフィラメント糸の場合は、溶融紡糸をした後に高速延伸して出来上がります。 通常、フィラメント糸は、数十本の単糸(単繊維)を撚り合わせて1本の糸(マルチフィラメント)とします。 例としては、 84dtex 24F 84デシテックスで、24フィラメント(1本の繊維が約3.5デシテックスの太さです) (実際の表記は、dte