23日、黄河の水質汚染が、依然深刻な状態であることがわかった。発表された昨年の汚染状況によると、全体の3分の1にも及ぶ区間で最も深刻な「劣5類」に分類された。写真は06年10月の蘭州。黄河の水が真っ赤に変色した。 2008年11月23日、中国を代表する2大河川の1つである黄河の水質汚染が、依然深刻な状態であることがわかった。このほど発表された昨年の汚染状況によると、全体の3分の1にも及ぶ区間で最も深刻な「劣5類」に分類された。新華網が伝えた。 【その他の写真】 中国では河川や湖の汚水指標を、最も軽い「1類」からいかなる用途にも使用できないとされる最も深刻な「劣5類」まで6段階に分けている。黄河水利委員会は毎年、「黄河水資源公報」で黄河の水質や水量を調べており、その2007年度版がこのほど発表された。 それによると、「1類」は全体の16.1%にあたる1万3492km。「2類」が同16.1%の