まもなくバンクーバー冬季五輪が開幕する。女子フィギュアスケートはウィンタースポーツの華。技を彩るコスチュームも華麗な美を競い合っている。スポーツ競技とはいえ、ときにはドキッとさせられるのが“透ける肌色”の生地。着てるの?着てないの?そもそも、この競技ならではの衣装のポイントとは? フィギュアスケートは「美」を競うスポーツ 運動能力を競うだけではない。フィギュアスケートはスポーツでありながら「美」を競う種目だ。ジャンプもスピンもスパイラルも、技の型そのものが美しい。音楽に乗って、銀盤を流れるように舞い、指の先にまで表情をつけた演技で観客を魅了する。心を魅了する、いわゆる芸術性が要求されるため、フィギュアスケートは「氷上のバレエ」とも称される。 2006年トリノ冬季五輪で金メダルを獲得した荒川静香選手の演技にも、世界中の人が魅せられただろう。 2009年8月に行われたアイスショー「Friend
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