インディーズゲームの小部屋:Room#103「天才科学者ばいおるる」 編集部:ginger 最近ようやくできた彼女にキスをしようと我を忘れて顔中をこねくり回していたら「少しコワイんだけど……」と本気でイヤそうな顔をされた,そんな筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第103回は,ゲーム制作サークル神奈川電子技術研究所の「天才科学者ばいおるる」を紹介しよう。“ふぃじかる・けみかる・しみゅれーしょん”と銘打たれた本作は,物理演算と化学反応っぽいギミックを取り入れた,ちょっと変わったパズルゲームだ。 ゲームの目的は,指定された色のエレメントをビーカーに集め,すべてのビーカーをいっぱいにすること。なぜこんなことをするのかというと,プレイヤーの分身であり天才科学者である“神緒おるる”は,病の床に伏しているお姫様“豪姫”のための治療薬を作らなければならないからである。プレイ画面の右下にいる,