History※22:30追記現在横浜で開催中の「ポンペイ展」。こちらに出展されている彫刻の一点が、なんだかすごく面白い。「伝ルキウス・カエキリウス・ユクンドゥスの肖像付ヘルマ柱」は、紀元前50年頃〜紀元25年頃の間に制作されたとされる、大理石と青銅で作られた彫像です。基本的には大理石製の石柱で、それに青銅製の像が…… まあいいや。とりあえず実物を見て頂きましょう。 (ポンペイ展図録p.53より) ご覧の通り、大理石製の石柱で、それに青銅製の頭像と性器像(婉曲的な物言いはよしましょう。チンコ像)だけが(あり得べき位置に)取り付けられています。なんだこれ、と。あまりのことに、カタログの解説を読んでみても、この像がなぜこんな姿をしているのかについては、ここでは触れられていません。ナポリ国立考古学博物館のサイトに、イタリア語の解説は載っているようですが……@sputnik811さんの発言が、解