国土交通省は1月17日、個人タクシードライバーの若返りを図る措置を導入すると発表した。 1人1車制個人タクシー事業は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大に伴って、事業譲渡を希望するドライバーと譲受を希望するドライバーの面会できる機会が激減し、譲渡譲受も滞っている。新型コロナウイルス感染拡大の影響によるタクシー需要も減少し、タクシー運転者の中には、法人タクシーから解雇され、個人タクシーの営業に必要となる地理試験が免除対象となる、法人タクシーでの一定の勤務継続期間を満たさなくなったケースもある。 こうした問題を受けて今回、個人タクシードライバーの若返りを図る制度を導入する。新型コロナウイルス感染症による影響があった期間に廃業した個人タクシーの件数分、新規で個人タクシー許可を認めるなどの措置を実施する。2022年度、2023年度にに廃業した 75歳以上の個人タクシーの運転者数を5