また、感性が豊かになり、想像力や創造力も鍛えられます。さらには、自分の気持ちを客観的に見る能力や他者の気持ちを察する能力も高くなります。このほかにも読書の効用を挙げれば切りがないわけで、冒頭に挙げた親たちの願いはまことにもっともなものと言えます。 では、どうしたら子どもを本好きにすることができるのでしょうか? なんと言っても効果があるのは読み聞かせです。本の中には、楽しいお話、不思議な物語、夢のような世界、面白い情報など、子どもがわくわくするものがいっぱい詰まっています。大好きなお父さん・お母さんの温もりを感じながら、本の世界に浸る時間は、子どもにとって至福のひとときです。その幸せを感じながら本の世界の楽しさを味わった子が本を好きにならないはずがありません。 子どもへの愛情が空回りする親にこそ有効 そして、この読み聞かせの時間は、実は親にとってもすばらしい時間になります。親は子どものことを
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