2020年、鉄道の話題の一つに、近畿日本鉄道の新型特急「ひのとり」デビューがある。名古屋~大阪間で東海道新幹線とガチな競争だ。さらに19年は複数集電列車、18年は軸間可変列車の構想を発表した。これらの技術革新の続報があるかも注目したい。 名阪特急「ひのとり」が新たな伝説をつくる 近畿日本鉄道は3月14日、名阪特急ルートに新型車両「80000系電車」を投入する。愛称は「ひのとり」だ。従来の近鉄特急のイメージを変える真っ赤な車体に、鳳凰(ほうおう)を連想するシンボルマークが描かれる。客室設備は「プレミアム車両」と「レギュラー車両」の2種類を用意。6両編成のうち、両端の運転台付き車両が「プレミアム車両」で、中間車4両が「レギュラー車両」だ。 プレミアム車両はハイデッキフロアで、運転席越しの前方、後方の眺望も楽しめる。座席は1+2列の本革シート。電動リクライニングシートとレッグレスト、シートヒータ
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