NYではタクシー過疎エリアのためにグリーンタクシーを導入 ニューヨークのタクシーといえば、“イエローキャブ”と呼ばれているように車体色は黄色で統一されている。しかし、緑の車体色のタクシーが走っているのを、観光や出張などでニューヨークを訪れたときに見かけたひとも多いに違いない。 このタクシーは“アウターボロータクシー(以下グリーンタクシー)”というもの。ニューヨーク市といっても、観光などで訪れるのはおもにマンハッタン地区となるが、ニューヨーク市はそのほかにブロンクス、ブルックリン、クイーンズ、スタテンアイランドという行政区から構成されている。 しかしイエローキャブのじつに95%以上がマンハッタン地区、及びJFKやラガーディアといった空港で集中して営業運行を行っているとされ、マンハッタン地区以外では、タクシーをなかなか利用することができなかったのが現状であった。そのためマンハッタン地区以外での