360度全天球カメラで撮れる映像もここまで来た。「Insta360 ONE」では、あのバレットタイムをはじめ、360度撮影後の動画から自由なカメラワークの切り出し、被写体の自動追尾など、手軽に高度な映像表現が楽しめる。 市販のカメラやスマートフォン内蔵カメラが進化しても、それだけではなかなか撮影できない映像表現がある。 例えば「バレットタイム」。映画『マトリックス』で、弾丸をのけ反って避けるシーンに使われて話題となり、今ではミュージックビデオやテレビCMでも見かけるSFX(特撮)だ。被写体がスローモーションで動く中、高速なカメラワークで映像が周囲をギュンギュン飛び回り、見ている方はまるで加速装置を使ったかのような不思議な感覚になる。 通常バレットタイムの映像は、被写体を多数のカメラで囲んで撮影し、それを編集・合成して作られる。そのため、個人で撮影するのは非常に難しい。 そんなバレットタイム