JapanTaxiは1977年設立。日本最大手のハイヤー・タクシー会社である日本交通のシステムを担うグループ会社、日交データサービスとして誕生した。転機は2011年、日本交通が開発したタクシー配車用アプリ「日本交通タクシー配車」がヒット。続いて全国のタクシー会社と連携して配車する「全国タクシー」がさらに大ヒットした。 全国タクシーは現在、ダウンロード数が300万強、配車可能数は5万台弱(全国のタクシーの約20%強相当)にまで成長。17年6月には未来創生ファンドから5億円の資金調達を実施しており、20年にはダウンロード数1100万、配車可能数12万台を目指す。 Googleマップからのタクシー配車連携を始めるなど「配車」機能の拡大に加え、乗車中に支払いを済ませられる「決済」機能、乗車時にデジタルサイネージ広告を配信する「広告」機能にも取り組むなど、タクシー事業のイノベーションにも挑戦している