東京都が検討している都心・臨海地下鉄新線が、建設に向けて動き出しそうです。つくばエクスプレスに直通し、羽田空港へのアクセスも狙う大構想で、実現すれば、つくば~羽田空港が直通列車で結ばれます。 銀座・国際展示場間を結ぶ地下鉄 東京の都心・臨海地下鉄新線(以下、臨海地下鉄)は、銀座駅付近(新銀座駅)~国際展示場駅付近(新国際展示場駅)の約5kmを結ぶ計画です。 この構想が公式に検討されはじめたのは、2014年度です。東京都中央区が、晴海や勝どきなど臨海部の人口増への対応策として地下鉄建設を検討課題として掲げ、調査をはじめました。 2015年度まで2カ年の調査で、「都心部と臨海部を結ぶ地下鉄新線の整備に向けた検討調査」報告書(以下、報告書)がまとまり、区議会に報告されました。 2016年には、国土交通省交通政策審議会答申198号に、「国際競争力の強化に資する鉄道ネットワークのプロジェクト」として
![東京臨海地下鉄が動き出す。つくば、羽田空港直通の大構想 | タビリス](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c8d34cb19a754c67615a02c62c9ad14f3f6fa524/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftabiris.com%2Fwp1%2Fimages%2F2019%2F04%2Frinkai7.jpg)