京急油壺マリンパークが9月限りでの閉館を発表しました。私鉄が運営する昭和的なレジャー施設が、またひとつ姿を消します。 1968年開業 京急電鉄は同社が運営する神奈川県三浦市の水族館「京急油壺マリンパーク」を、2021年9月30日限りで閉館すると発表しました。 油壺マリンパークは、1968年、京急の創立70周年記念事業として開業。当時「東洋一」と評された大回遊水槽や、「サーカス水族館」の異名を取るパフォーマンスで知られてきました。 しかし、近年は設備の老朽化が進み、これ以上の維持管理が困難であるとして、閉館を決めたものです。飼育中の動物類については、他館への移譲の協議を進めます。 跡地については、大手デベロッパーと共同で滞在拠点の一体開発に向けて検討するとしており、2025年度に新施設が開業する予定です。隣接する「ホテル京急油壺 観潮荘」は営業を継続します。 パフォーマンスに定評 京急油壺マ