5月25日、新型コロナウイルスの流行による緊急事態宣言が解除された。 やっと日常が戻ると思いきや、その後は東京アラートの宣言と解除、さらに1日あたりの感染者が再度増加に転じるなど、状況は二転三転している。先行き不透明な状況がしばらく続くと思われるが、今後もコロナによって生活が変化することは間違いない。 特に働き方やビジネスは、コロナで最も大きく変化したといえるだろう。一部業種では、完全に運営がストップし、在宅勤務も珍しくなくなった。一方で、リモートワークをしていた従業員は、全体の一部だとする各種アンケート調査結果もある。 しかしこの一部の変化が、戦後ずっと続いてきた「桃太郎電鉄」と「シムシティ」的な都市開発に大きな影響を与えている。 戦後、テレビゲーム「桃太郎電鉄」のモデルとなった西武鉄道的なビジネスモデルで都市部が開発され、テレビゲーム「シムシティ」のように人口が増える前提で都市開発が行