子どもが生まれたらしばらくは、赤ちゃんの育児で忙しい毎日が続きます。親として、小さなうちはできるだけそばにいてあげたいという思いも抱くことでしょう。 そこで育児のために仕事を休むことができるのが、「育児休業制度(育休)」です。日本では会社員や公務員などの人が取れる、雇用保険の制度です。子どもが1歳まで取得できるのが基本で、要件を満たすと1歳半や2歳まで取ることができます。 しかし、仕事を休むと気になるのは休業中の収入ではないでしょうか。 子どもが1歳になるまでとなると長期にわたる休暇を取ることになりますから、有給休暇だけでは足りないことがほとんどです。そんなときに使えるのが、育児休業の一定期間、国から給付金を受け取ることができる「育児休業給付金制度」です。 育児休業給付金は、育児休業を取っていて勤務先から給料を受け取っていないときに、休業前の給料のおおよそ3分の2(67%)、または2分の1
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