横浜市は、来年から使われなくなる市役所の現在の庁舎について、民間のホテルとして活用するほか、オフィスなどの入った地上30階建てのビルを併設すると発表しました。 横浜市によりますと現在の市役所の行政棟は取り壊さず、「星野リゾート」によるホテルとして活用するほか、新たに併設する地上30階建てのビルには大学や海外展開する企業を誘致し産学連携をはかります。またビル内には、「DeNA」運営のもと国内最大のモニターを設置して音楽やスポーツのイベントを毎日行うなど、集客施設としての機能も備えるということです。これまで横浜市は市役所の移転にともなう跡地利用をめぐって事業者の公募を行っていて、その結果三井不動産が中心となって手がけることになったということです。横浜市では再来年から工事を始め、2024年度内の開業を見込んでいます。