旧上瀬谷通信施設跡地に建設を予定している上瀬谷ラインについて、横浜市が横浜シーサイドラインに運行事業者となるよう要請していることがわかりました。跡地再開発の行方が不透明ななか、本当に作るのでしょうか。 花博輸送の交通機関 横浜シーサイドラインは、横浜市の新杉田~金沢八景間で新交通システムを運行する事業者です。同社は、横浜市より、「上瀬谷ライン(仮称)」への事業参画の依頼があったことを発表しました。 上瀬谷ラインは、旧上瀬谷通信施設跡地に横浜市が計画している新交通システムで、相鉄線瀬谷駅~上瀬谷(仮称)間2.2kmを整備します。同跡地では、2027年に国際園芸博覧会(花博)が予定されていて、その後は大型テーマパークを核とした集客施設を建設する計画です。上瀬谷ラインは、その主要輸送機関という位置づけです。 しかし、肝心の大型テーマパークの誘致構想が頓挫。当初、誘致に関わっていた相鉄が撤退し、現