2023年春に開業が予定されている北陸新幹線の敦賀延伸後、JR西日本の在来線列車は敦賀以北に乗り入れないことが明らかになりました。開業後、大阪・名古屋方面と福井方面の往来は、敦賀乗り換えになることが決定的です。 フリーゲージトレイン断念で 北陸新幹線は敦賀延伸に際し、フリーゲージトレインによる新在直通を構想していました。しかし、フリーゲージトレインの開発の遅れや、経済性の問題で断念。開業後は、金沢方面からの新幹線列車は敦賀が終点という、中途半端な状態になります。 これに関し、福井県などは、敦賀開業後の利便性確保を要求しています。2018年8月27日には、西川一誠知事が「国交省とJR西日本は、新幹線敦賀駅での乗り継ぎ特急の全便確保や、大阪や名古屋方面からの特急乗り入れなどを実施すべき」との談話を発表。29日には国土交通省を訪れ、これら代替策を実施するよう求めました。 「乗り入れは考えていない