しなの鉄道が、115系に代わる新型車両を導入すると発表しました。JR東日本のE129系をベースとしたもので、一部編成はデュアルシート(ロング・クロス転換シート)とし、有料ライナーなどで運転します。 115系を置き換え しなの鉄道は、JR信越本線を引き継いだ第三セクター鉄道です。JR東日本から分離される際に譲渡された国鉄型電車の115系を22編成(59両)保有していますが、近年は老朽化が顕著になってきました。 同社の115系は1978年に製造された車両が多く、また、すべての車両は製造から約40年が経過しています。 近年は故障が増えていますが、JRで115系の廃車が進んだことで修理用部品の調達も困難になっています。そのため、同社では、保有の115系全車について更新する方針を決めました。 50両規模の大量更新のため、中古車の調達が難しく、全て新車となります。導入を計画している新型車両は、総合車両