京都でローカル鉄道活用した「貨客混載事業」、農業振興と地域活性化を目指し全国初京都丹後鉄道(以下、丹鉄）を運行するWILLER TRAINSと、パソナグループで西日本最大級の道の駅「丹後王国『食のみやこ』」を運営する丹後王国は6月1日に、両社連携による「貨客混載事業」を開始する。 今回の事業は5月9日に国土交通省近畿運輸局・農林水産省近畿農政局から「物流総合効率化法」に基づく総合効率化計画の認定を受けたもので、農業振興や地域の活性化を目的とした貨客混載事業としては全国初。運行が始まる6月1日には、丹鉄・久美浜駅で事業開始を記念した出発式を開催する。 具体的な事業内容は、これまで丹後王国「食のみやこ」に農産物などを出荷していた生産者が、丹鉄の最寄り駅へ農産物を運搬して、定期列車により貨客混載で輸送するというもの。久美浜エリアの生産者を対象に、久美浜駅から峰山駅までの5区間を輸送する。生産者が農作物を久美浜駅に運んで、対象となる1日4便の列車にコンテナで荷積みし、峰山駅
