北朝鮮が8月29日早朝、平壌(ピョンヤン)・順安(スナン)付近から中距離弾道(ちゅうきょりだんどう)ミサイル1発を発射した。ミサイルは北海道の上空を通過して、襟裳岬(えりもみさき)の東約1180キロの太平洋に落下した。国連安全保障理事会(安保理)は緊急(きんきゅう)会合を開き、北朝鮮を強く非難すると共に、ミサイル発射の即時(そくじ)停止を求める議長声明を全会一致(いっち)で採択(さいたく)した。
7月28日深夜、北朝鮮は慈江道(チャガンド)の舞坪里(ムピョンリ)から弾道ミサイル1発を発射。北海道・奥尻島付近の日本の排他的経済水域(EEZ)に落下しました。これに関して、北朝鮮政府は大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の2回目の発射に成功したと発表しており、米国防総省も同様の認識を示しています。 北朝鮮による弾道ミサイルの発射は今年に入って11回目。直近では米国の建国記念日の前日にあたる7月3日、アラスカやハワイを射程に収めるICBMの発射実験に成功しています。しかし、今回発射されたミサイルは、米西海岸に到達する能力があったとみられるうえ、その発射そのものがこれまでのものとやや様相が異なります。 内陸部の舞坪里から、しかも深夜にミサイルを発射することは、これまでほとんどありませんでした。これを敢えて行ったことから、今回の発射は北朝鮮がICBMによる「奇襲能力」を誇示したものとみら
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