経済 うるまにクラウド拠点 県、12〜13年度で整備2012年2月8日 Tweet 情報技術(IT)企業の集積を図ろうと、県はうるま市兼箇段の県農業試験場園芸支場跡地に、インターネット経由で情報を処理するクラウドコンピューティングの拠点となるデータセンターを整備する。2012年度予算案に約4億3千万円を計上し、通信回線の整備や基本設計に着手する。13年度で三十数億円を予算化し、センター建設を目指す。 クラウド技術の進展に伴い、大手を含め各企業が各部署にサーバーを置かず、データセンターに集約するなど、情報システムを低コストで運用する体制の構築が進んでいる。 県産業振興課はセンターにクラウドサービスを展開する企業を集積し、県内に需要を取り込む狙い。 12年度予算ではさらに、「クラウド拠点形成等促進事業」として7億円を計上。県内のIT関連企業が共同で会社を設立し、クラウドの共通基盤を構築