正社員の平均年収は446万円。4年ぶりに増加 2013年の平均年収は446万円(平均年齢33歳)で、前年比+4万円。2009年以降、3年連続で減少していた平均年収ですが、4年ぶりに増加へと転じました。円安や株高、消費税増税前の駆け込み需要などにより、業績が拡大した企業がボーナスアップを図るなど、アベノミクスによる景気回復が平均年収にも影響したと考えられます。 一方、今回の調査で平均年収が増加したのは35歳未満の若手層が中心。特に40代の平均年収は調査開始の2007年以来、ほぼ一貫して減少しています。これは、企業の給与体系が年功序列型から成果報酬型へ切り替わりつつあることの表れと言えそうです。 職種別に見ると、トップ3は前年と同じく、1位に「投資銀行業務」(966万円)、2位は「運用(ファンドマネジャー/ディーラー/アナリスト)」(829万円)、3位に「経営企画/事業企画」(713万円)が並