研究テーマのみつけかた まず研究対象(たとえばブナ林)を良く見る.良く見るための手段として,毎木調査や植生調査などの記載的な調査を行ってみることも良くある. 何かテーマを思いついたら,つまらないテーマでも良いので,すぐにメモ帳にメモしておく.他の人がやっていないことを考えるよう心がける. 簡単な調査を行ってみて,当たりをつける. そのような研究に役立ちそうな情報がないか,本や論文を読むときに注意しておく.どの論文が関係しそうなのか,というインスピレーションや視野の広さも重要な能力である. フィールドと文献を行ったり来たりしているうちに,自然に対する自分のイメージができあがってくる.自分なりの自然のイメージと,文献などで得られた自然のイメージに差があれば,この差にあたる部分が非常に重要な研究テーマになる. このように,いろいろなテーマについて試行錯誤を行った結果をゼミや学会で紹介し,みんなの