デジタル放送のストリーム録画(DRモード/MPEG-2 TS)だけでなく、HD解像度でMPEG-4 AVC/H.264形式でのデジタル放送録画が可能で、「アドバンスドAVCエンコーダー」を搭載。AVCの記録モードは、HG(12.9Mbps)/HX(8.6Mbps)/HE(5.7Mbps)/HLモード(4.3Mbps)が選択可能で、HLモード利用時には、2層BD-R/REに24時間録画できる。 AVC録画の各モードはHDDと、BD-R/REに加え、DVD-R/RAMへのハイビジョン記録を行なう「AVCREC」にも対応。記録解像度はいずれも1,920×1,080ドット(地上デジタルなどの1,440×1,080ドットのソースは、1,440×1,080ドット)で、MPEG-4 AVCのHigh Profileを採用する。シングルチューナモデルのDMR-BR550も、W録画以外の基本録画機能は上位機
■ BDで変貌するDIGA DVDレコーダ時代のDIGAと言えば、比較的保守的というか、レイトマジョリティ傾向の製品だったように思う。しかし本格的にハイビジョン時代に入って「ビエラリンク」が受けたあたりから、急速にネットワーク系の機能を強化して、録画機の範疇にこだわらない多彩な機能を搭載するポータルマシンとして変貌した。 自社のハイビジョンカメラの取り込みは当然として、静止画機能、ドアホン録画機能などを搭載してきた。加えてこの秋モデルでは、DLNA、写真共有、アクトビラ対応など、これ1台で最新のデジタルAV環境を楽しめるようになっている。DIGAをいつまでもコンサバなマシンだと思っているのなら、そろそろ認識を改める時だ。 今回登場したブルーレイDIGAは3モデル。1TB HDDの「DMR-BW930」、500GBの「DMR-BW830」、320GBの「DMR-BW730」だ。今回はDMR-
前回までパナソニックとソニーのテレビ新製品について、年末向け製品ラインアップを見てきた。先週はパイオニアが新製品を発表し、これで大規模な年末向けテレビ製品の発表は3社までそろってきたことになる。 ただ、私は8月に長期の出張をしていたこともあり、パイオニアの新ラインアップをまだ子細には見ていない。10日ほど自宅でテストした「KRP-600M」の仕上がりの良さは強く感じているが、それが“テレビ”となった場合に、価格帯が近いソニー「XR1シリーズ」とどのような位置関係になってくるかについては、少し時間をおいてリポートすることにしよう。 ということで、年末の新テレビラインアップに関する話は一休みし、勢いよく売り上げが伸びているBlu-ray Discレコーダーについて、いくつかテーマを立てて話をしていきたい。今回はH.264エンコーダーを用いたHD映像の長時間録画についてだ。 ご存知の方も多いと思
三菱電機は、同社初となるBlu-ray Discレコーダー「DVR-BZ200」「DVR-BZ100」を5月24日に発売する。「AVCREC」やHDMIリンクなど技術的なトレンドはおさえつつ、一方で液晶タッチパネル搭載の「グット楽リモコン」など、初心者にも使える操作性を目指している。その製品コンセプトと機能について、詳しい話を聞いた。 三菱電機は、2003年にBlu-ray Disc Founders(当時)に参画するなど比較的早い時期からBlu-ray Discに取り組んできたが、パナソニックやソニーの積極的な製品展開を尻目に何年間も沈黙を守ってきた。あえてこの時期に製品を投入する背景には、規格争いの収束により、BDレコーダーが急速に普及するという予測がある。 「次世代DVD規格争いが終わり、北京五輪という“追い風”も吹く。2008年度のレコーダー需要は360万~370万台と予測している
Blu-ray Discレコーダーのプラットフォームは、大きく分けてNECエレクトロニクスとパナソニックに分かれるという話を先週書いた。これまでは米Sigma Designs、米Broadcomといった企業のLSIが使われることもあったが、レコーダーに関しては日本の上記2社に収斂していくとみられる。 BD世代では(DVDに比べて)システムが大幅に複雑化しており、大手が採用するシステムLSIを基礎に、ソフトウェアコンポーネント、開発ツールを用意したプラットフォームしか生き残れなくなってきたからだ。とくにレコーダーとなると、ただでさえ複雑なBDプレーヤーのソフトウェア開発にくわえ、レコーダー部分の開発が必要になる。メーカーとしても、一から十まですべて開発していくのは難しい。 さて、BDレコーダーといえば、大きなシェアを握っているのがソニーとパナソニック。このうちソニーはNECエレクトロニクスの
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