ようやく集合知プログラミングが届きました。まだ30分くらいざっと目を通しただけですが、これだけは言えます。自然言語処理をテーマとして扱う書籍の中で、実用度No.1です。文句なしにお勧めです。これで3,400円は安すぎます。倍の値段であっても買います。 気に入った点といえば、例えばです。2章「推薦を行う」は、所謂リコメンドエンジンをテーマにしているのですが、この方法に複数のアプローチを紹介しつつ解説しています。レコメンドエンジンの代表的な方法に強調フィルタリングというのがあるのですが、この方法は類似スコアを出す必要があります。スコアの出し方に、ユークリッド距離やピアソン相関などの例を挙げ、それぞれの長所短所を述べています。また相関の種類にもユーザ相関とアイテム相関があり、それぞれどのようなデータの時に向いているのか等を解説してくれています。ですので、複数の手法は知っていてもどちらの方が良いか