東京大学の安田講堂 Photo: KATSUMI KASAHARA / Gamma-Rapho / Getty Images 2021年3月、その運用益を大学での研究基盤強化に投資する、官製「大学ファンド」の創設が発表された。しかし、同ファンドの専門家の給与水準が不充分なため、いまだ運用担当者をほとんど採用できていないことを英経済紙が明らかにしている。 【動画で見る】「大学ファンド」とは何か? 人材を採用できない巨額の官製ファンド日本の科学研究を国際的に競争力のあるものにするために創設される「大学ファンド」は、900億ドル(約10兆円)という巨額の資金を有し、岸田文雄新首相の明確な支持を得ている。 しかし、設立までわずか数ヵ月に迫った現在も、ファンドマネジャーをたった一人しか採用できていないことがわかった。 同ファンドの運用業務担当理事を務める喜田昌和は、フィナンシャル・タイムズのインタビ
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