ゴマモンガラ(学名:Balistoides viridescens)は、モンガラカワハギ科に分類される魚類の一種。インド太平洋に広く分布する。 名称[編集] 英名はギリシア・ローマ神話のタイタンに由来し、その巨大さから名付けられたものである。和名のゴマモンガラはゴマ様の斑点模様に由来する。かつては鰭の先端部が暗色であることから、ツマグロモンガラとも呼ばれた。日本における主要な生息地である沖縄県の方言では、あかじきらなー、かーはじゃー、ゆたーふくるばーと呼ばれる[2]。 分布と生息地[編集] 紅海、東アフリカからインド洋を通って太平洋のオーストラリアやトゥアモトゥ諸島まで、インド太平洋の熱帯から亜熱帯海域に分布する[3]。日本では神奈川県以南で見られる[4]。沿岸付近の水深50m以下の場所に生息し、成魚は深いラグーンやサンゴ礁の外側の斜面で、幼魚はサンゴの間や岩礁で見られる[3]。 形態[編