「ゴハン」「クリリン」「ピッコロ」――。日本の人気アニメ「ドラゴンボール」の登場人物にちなんで名前を名付けられた人が、南米ペルーに500人以上いることが同国政府機関のまとめで明らかになった。ドラゴンボールは世界各地で放映され、ペルーでは最も人気のあるテレビアニメの一つ。地元メディアは「信じられないことだ」と日本アニメの影響力の大きさを報じている。 国民の出生や婚姻を受け付けるペルーの全国身分登録事務所が5日、発表した。最も多かったドラゴンボールの登場人物名は、主人公「孫悟空」の長男・悟飯の「ゴハン」で、169人。2番目が、星の入った球を七つ集めると出現し、どんな願いもかなえてくれる「神龍(シェンロン)」から取ったとみられる「シェン」で114人。一方、主人公の「ゴクウ」は2人だけだった。 他にも「クリリン」12人、「ピッコロ」4人、「ベジータ」2人、「フリーザ」1人などで、ドラゴンボール由来