昨日、「地方創生のカギは学校教育にあり 郷土愛を育てる新たな取り組み」という記事を書いた。 地域に愛着とか愛情をもった人でなければ、地域を担うことはできない。もし地域に対する愛がなければ、その地域が衰退したときには、そこから離れてしまう。とりわけ人は、自らの生まれ育った場所に愛着をもつ生き物である。したがって「地方創生」は、郷土愛を育むことから始まる。郷土愛は人と人とのつながりの実感によって育まれるのだから、地域の人たちとともに子供を育む仕掛けづくりが必要だ、という話である。 ところで、どうやら一部の人たちは、「地方創生」という言葉が気に入らないらしい。かれらは「地域創生」という言葉に変えてほしいと思っている。しかし、今回の文脈の場合、「地方創生」でよい。ここでは郷土の話をしているのであって、土着の場所としての「地方」をこそ、積極的に擁護しているからだ。 なお、土着というのは、土地に住み着
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