毎年秋に鈴鹿サーキット(三重県)で開催されている「F1日本グランプリ」が新型コロナウィルス感染拡大の影響で今年は開催されない。 昨年からホンダの好調も手伝って、世間の関心が再燃し、観客動員の増加を見込んでいた地元・鈴鹿市は中止のニュースに大きく落胆した。鈴鹿でF1が開催されないのは、日本グランプリの開催地が富士スピードウェイ(静岡県)に移っていた時(2007年〜08年)以来、12年ぶりとなる。 F1中止の経済損失の大きさF1は2020年シーズンをヨーロッパと中東の開催で完結させる計画だ。 日本では外国人が自由に出入国できないため、国際レースシリーズのF1が開催できないのは致し方ないことだが、毎年当たり前のようにあるビッグイベントの中止は地元に大きな影響を及ぼしている。 2019年のF1日本グランプリ【写真:DRAFTING】F1日本グランプリが地元の三重県にもたらす経済効果は119億450