オリックスでただ1人の育成選手、フレディ・バイエスタス投手(24)が8日、1軍のフリー打撃に打撃投手として登板した。坂口智隆外野手(26)、アーロム・バルディリス内野手(28)を相手に28球。宮古島キャンプは2軍スタートながら、打者の手元で動く、重みのある直球で好仕上がりをアピールした。岡田彰布監督(53)は「去年より良うなっとる。打者が打ちづらそうや。微妙に変化するから」と評価した。バイエスタスは「体をリラックスさせ、下半身を使って、指先をムチのようにして投げることを意識している。去年と違い、打者の打ち取り方も理解できてきた」と満足そう。「早く(支配下登録の)契約を勝ち取りたい」と今後もアピールを続けるつもりだ。 [2011年2月8日18時22分]ソーシャルブックマーク