「ソフトウェア産業には大事なものが欠けている」、ケイパーズ・ジョーンズ氏:【インタビュー】ソフトウェア定量化研究の権威に聞く 2008年1月30日~31日の2日間にわたり、目黒雅叙園(東京・目黒)で「ソフトウェアテストシンポジウム 2008 東京」(JaSST'08 Tokyo)が開催された。同イベントは、NPO法人ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)の主催により毎年開催されているもので、今年もソフトウェアのテストや品質に関する多くの講演・事例発表が行われた。 同イベントの基調講演は、ソフトウェア開発における定量化研究の先駆者、ケイパーズ・ジョーンズ(Capers Jones)氏が務めた。ジョーンズ氏は、1970年代に米IBMで研究を開始。以来これまで、ファンクションポイント(FP)法をはじめとした各種ソフトウェア定量化手法によるソフトウェア開発の見積もり・生産性・品質管理に関する