著者プロフィール:山口揚平 トーマツコンサルティング、アーサーアンダーセン、デロイトトーマツコンサルティング等を経て、現在ブルーマーリンパートナーズ代表取締役。M&Aコンサルタントとして多数の大型買収案件に参画する中で、外資系ファンドの投資手法や財務の本質を学ぶ。現在は、上場企業のIRコンサルティングを手がけるほか、個人投資家向けの投資教育グループ「シェアーズ」を運営している。著書に「なぜか日本人が知らなかった新しい株の本」など。 先週末、銀座に出かけたら有楽町阪急前に長い行列ができていた。何ごとかと思ったら、「宝くじ」を買いに並ぶ列だった。 有楽町の売り場で並んで買っても、宝くじが当たる確率は変わらない 本連載「生命保険は悲惨なギャンブル――ヤクザのばくち場は、一番公平!?」でもご紹介したように、宝くじは、もっとも不利なギャンブルの1つである。宝くじのテラ銭は52%だから、100円の宝く