運が良いことに、自分はこれまで1冊の単著と2冊の共著を書かせて頂くという機会に恵まれました。もともと文章を書くのは好きでしたが、本を書いて出すという経験によって、ブログ記事とはまた違った知見を得ることができました。 昨年とあるイベントで「デザインツール系の書籍を書く時に知っておくといいこと」というLTをしたところ、一部の人にウケがよかったみたいなので少し内容を補足してご紹介します。デザインツールのみならず、文章を書くうえで自分が気をつけていることも折り混ぜていますので、執筆予定ないよ!な方でも何かしら参考になるのではと思います。 本を書く前に なぜ出版するのか? 技術系の本の場合、紙の本で出すということには様々な制約が付きます。まずはアップデートの問題。校了直後に対象ソフトがメジャーアップデート、という悲劇は多くの著者さんが経験あると思います。電子書籍であれば継続的なアップデートも可能です
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