今回から、オープンソースのデータ分析ソフト「KNIME(ナイム)」を使いながら、データ分析の手順を具体的に解説します。本講座の画面を追うだけでもイメージがつかめるはずですが、実際に操作しながら読み進めればより理解が進みます。KNIMEは無料で利用できますから、じっくり試したい方はぜひダウンロードしてみてください(ダウンロード方法は後述)。 KNIMEは、ドイツのコンスタンツ大学で作られたデータ分析用ソフトです。グラフィカルな部品をマウス操作で組み合わせることで、データ分析の一連の流れを実行できます。現時点で日本語版はないためメニューなどの表記は英語版ですが、日本語のデータは問題なく扱えます。 本講座の第1回で解説した「CRISP-DM」に沿って、KNIMEをどう使うか見ていきましょう。 1.ビジネスの理解 このプロセスではKNIMEは使いません。担当者が集まってビジネスの情報や業務知識を整
![KNIMEで分析を始めよう](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/98adb6e4028584757abc00f86936682da0017c7e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fatcl%2Flearning%2Flecture%2F19%2F00077%2F00002%2Ftopm.jpg%3F20220512)