オブジェクト指向プログラミングの基礎を解説してきた本連載も今回がいよいよ最終回となりました。今回は「インターフェイス」について解説します。 インターフェイスを使えば、オブジェクトが持つ本来の機能に加えて、さまざまな機能を複数の異なるオブジェクトに統一的に持たせることができます。それらのオブジェクトを扱う側では、インターフェイスを通じてオブジェクトにアクセスすることにより、オブジェクトによらないオブジェクトの操作が可能となります。 インターフェイスといえばUSB!? PCの世界で「インターフェイス」といえば、代表的なものに「USBインターフェイス」があります。ご存じのとおり、USBインターフェイスを備えたデバイス(機器)は、どのようなデバイスであっても、PCのUSBポートに接続して使用することができます。 これは簡単にいえば、USBデバイスがUSB規格書に従って形状やピン配列が設計されており
![最終回 オブジェクトをつなぐためのインターフェイス](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6e84fc6ab06f31b2e64248cbfc92fe06deb5bab5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_ait.gif)