今回は、これら8モデルの機能や省スペース性を比較していこう。各メーカーともユーザーインタフェースの共通化が進んだことで、操作パネルのボタン類や液晶パネルのメニュー構成は違いが少なくなっている。それ以外も同一メーカーの各モデルで共通点が多いため、細かい差異がある場合は、そこを重点的に紹介したい。また、プリンタドライバとスキャナドライバ、マークシートでダイレクト印刷を行うインデックスシートについてはメーカー別に述べる。これらの要素は、メーカーが同じならモデルによる違いはほとんどないからだ。 インクカートリッジとプリントエンジン インクはいずれも独立式カートリッジを採用しており、なくなった色のインクだけ買い換えればよいため経済的だ。6色染料インクを採用するエプソンと日本HPに対して、キヤノンは文字印刷の黒色の品質にこだわり、顔料ブラックを用意している。その代わり、MP960以外は染料4色構成にな
昨年の10月に実売5万円台という低価格なA4カラーレーザープリンタ「Satera LBP5000」を投入して市場に殴り込みをかけ、この価格帯で大きなシェアを獲得することに成功したキヤノン。それから1年、今度は同じA4カラーレーザーでも7万円~15万円台のボリュームゾーンへと狙いを定め、「Satera LBP5300」と「Satera LBP5400」をリリースする。発売予定日はLBP5300が10月17日、LBP5400が11月下旬だ。 同社によるとA4カラーレーザープリンタ市場は、2003年から2005年までの間で出荷台数が150%もの伸びを見せており、モノクロを含むレーザープリンタの中でもいちばん元気なゾーンになるという。その出荷ベースの価格構成比は7万円~15万円台の製品で市場の90%をカバーしているほどだ。つまり、このゾーンで人気を博せば同市場の同社シェアを大きく伸ばすことに直結す
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